区分 | 卒業予定者からの意見 (主なものを集約したもの) |
対応 |
---|---|---|
講義 | 講義内の演習などもより多くあった方がよいと思います。どの講義もコンスタントにレポート課題を与えてもらい、解説していただけるとより勉強になったと思います。 | できるだけ講義内演習、レポート課題を増やすようにしたいと思います。2004年度からは「確率論演習」、「統計学演習」、「OR演習」等の演習科目を増やす予定です。 |
評価方法は講義要項で示されていましたが、結構あいまいな部分もありました。 | 講義要項の「評価方法」の欄にできるだけ具体的な内容を記すようにしていきたいと思います。 | |
演習・実験 | 経シス実験は大変良い経験になりました。統計の知識を深めることができました。また、班の他のメンバーと協力して楽しく行うことができました。もっとやりたかったです。 | 演習・実験はどれだけ積極的に参画するかどうかで成果が大きく異なると思います。演習・実験は全員で進めるため、どうしてもある程度の制約がでてきますが、できるだけ目的のみを示し、具体的な解析のやり方については個々人にまかせるようにしたいと思います。自分自身の問題意識を持って、何故そのようなことをするのかがよく分からない場合、もっとよい方法があると思う場合には遠慮なく疑問を教員にぶつけてください。 |
実験はあらかじめ決められた内容をやったのみだったのであまり勉強にならなかった。自分達の創造力を発揮して実験をするというのでなく、流れ作業になっていたのが残念だった。 | ||
卒業研究 | 自分たちで研究していくという、なかなかできない体験をしました。難しい内容にチャレンジして自分のためになりました。社会人へのよい勉強になったと思います。 | 卒業研究には特に時間の枠があるわけではありません。また、あるところまで達成できればそれで終わるというものでもありません。教員は研究の過程でぶつかった障害を乗り越える手伝いはしますが、時間をどれだけかけられるか、どれだけ多くの障害に挑戦できるか、教員をどれだけうまく活用できるかは自分次第です。得難い機会ですので十分活用してください。 |
先生が熱心に指導してくださった。 | ||
一人でやる研究だったので、何をしたらよいかよくわからず、たいしたものはできませんでした。もう少ししっかりやればよかったと思います。 | ||
自分の好きな取り組みがやらせてもらえた。消化不足な点を除けば、やりたいことが実際にできて大変勉強になりました。 | できるかぎり希望の配属になるように調整していますが、一研究室の人数が限られていますのでどうしても希望通りいかない場合もあります。余り特定の分野にだけ固執しないで、広く自分が興味を持てるものを探すのがよいと思います。 | |
研究室のPCの台数がもう少し多いとよかったです。 | PCについては、研究室間のバランスも考えながら、必要に応じて補充しています。卒業研究担当の教員に遠慮無く相談してください。 | |
カリキュラム | 選択科目の幅が大きく、自分のやりたいように選択できました。科目の構成がよかったです。様々な分野の勉強ができました。 | 経営システム工学は横断的な学問分野ですので、他の学科に比べてその全体像を理解するのがむずかしいと思います。様々な機会をつかまえて説明していきたいと思いますが、講義要項の科目体系図、学科HPの学習目標と科目の関連マトリックスなどを参考にそれぞれの科目の位置づけを理解するようにしてください。また、不明な点があれば担当の先生、学習指導委員に遠慮なく質問してください。 |
取り扱う分野の幅が広いと思います。つながりが余り感じられませんでした。選択の幅が広い学科であるので各科目のつながり等を説明していただける場を特別に設けてもらいたかったです。 | ||
経営システム工学実験A、Bで実際に体験してみることができました。 | 現実の実践の場をイメージしながら学習することは経営システム工学においては非常に大切です。経営工学関係の科目については、実際にどのように役立つのかと言うことが実感できないと、講義内容を理解するのはむずかしい場合も少なくありません。講義を受けてから実験・演習に取り組むというのが理想ですが、逆に実験・演習を通しで問題の内容を理解した後に、講義を受けるというのもよい方法だと考えています。また、実験を4年次に配置すると卒業研究・就職活動と重なるという問題もでてきます、できるだけ効果的な配置になるよう検討していきたいと思いますが、習ってないことでも、どんどん質問して自分のものにしていくという学習の仕方も身につけてもらえればと思います。 | |
授業で習っていないことを実験で先にやったりするのはわかりにくくて良くないと思います。2年次の経営システム工学実験は、まだ知識が追いついていなかったので早すぎたと思います。実験の前に受講しておきたかった講義がいくつかありました。 | ||
1年次にもっと様々な科目を受けたかったです。 | 線形代数や微積分などの基本的な知識が身についていないと、統計やORなどを理解することが難しく、これらの基本的な手法を知らないまま様々な応用面をいくら勉強しても具体性がなく本当の意味を理解できないと思います。できるだけ要望に応えるようにしていきたいと思いますが、一つ一つ基礎からつみあげる重要性についても理解してください。 | |
もう少しコンピュータ関連の授業がほしかったです。 | ここ十年余り徐々に情報教育を充実してきています。科目系統図で応用情報関係に配置されている科目が該当します。今後も、社会のニーズを考慮しながら、カリキュラムの改訂を進めていきたいと思います。コンピュータ関係についてはかなり範囲が広いので興味があるようなら情報工学科の科目の他学科履修等も考えるとよいと思います。 | |
もっと分野に沿った科目がほしいと思います。例えば、統計分野が少ないと思います。 | 統計関係の科目については、確率論(1年前期)、統計学(1年後期)、データ解析第1(2年前期)、データ解析第2(2年後期)、計算機統計学(3年前期)、数理統計学(3年後期)と配置されています。カリキュラムの履修を通して、統計分野に関する実践的な能力が育成できるよう、今後も内容について検討していきたいと思います。 | |
インターンシップの単位が今までの単位修得数によって認められるか、認められないかが決まることが不満です。 | 導入初期のため高めに設定していましたが、順次緩和する方向で検討しています(2004年度は80単位)。ただし、基礎的な知識・技術を身につけないまま、インターンシップを履修することは、専門教育として見た場合、効果が少なくなりますので、一定の条件は必要と考えています。 | |
時間割 | 自分は通学時間が長いため、1時限の授業が多くなるときつかったです。なるべく1時限に授業はいれてないようにしてほしい。必修科目は1限を避けてほしい。1限をもう少し遅くしてほしい。 | 2005年度より1時限の開始が9:00になる予定です。 |
必修が土曜日にあった。 | 担当の先生の急病等やむを得ない事情でこのような処置をとることがあります。できるだけこのようなケースが生じないようにしていきたいと思います。 | |
空き時間が多いのが不満だった。 | 担当教員や教室の数が限られているため、また、教員が全員出席する会議があるために難しい部分もありますが、なるべく最適解になるよう検討していきたいと思います。 | |
講義のかたまっている日とそうでない日があり、バランスがとれていないところがありました。学年によって時間帯にかたよりがあったように思える。 | ||
要項・ガイダンス | 講義要項だけでは講義の内容がわかりにくかったものもありました。また、講義要項と実際の講義にずれがあり、学習しづらいこともありました。 | 講義要項の記述から実際の講義内容が判断できるよう工夫していきたいと思います。できるだけ改善していきたいと思います。不明な場合には、担当の教員、学習指導委員に遠慮なく質問してください。 |
学科ガイダンスなどは簡単に紹介するだけで、よくわからないことが多かったです。講義要項・履修要項以外にも経営システム工学科専用のガイダンスの場を毎年設けてほしいと思います。 | 2003年度より1年次に加えて、2年次、3年次進学時の学習指導ガイダンスを行うようにしています。ガイダンスではできるだけ具体的に説明するようにしたいと思いますが、不明な点があれば遠慮無く質問してください。 | |
履修登録等 | 前期、後期の履修を4月にまとめて提出するのは無理があると思います。特に3年、4年次には、半年が終わった時にだいぶ受けたい授業が変わります。 | 経営システム工学科だけでは決められない問題ですが、他学科、事務室等と相談しながら、検討していきたいと思います。 |
単位取得の結果を受け取るのが遅いと思います。 | ||
履修登録の電子化を考えてほしいと思います。 | ||
就職支援 | 気楽に相談できました。 | 今後もキャリアーセンターと協力しながら、よりよい支援が提供できるよう検討していきたいと思います。 |
ガイダンスが早めにあったのが助かりました。始める時期が早いと良いと思いました。3年では遅いと思います。1年のころからガイダンスを行ってほしいと思います。 | ||
就職ガイダンスは様々な業界についてやってもらえてありがたかったです。ガイダンスを数多くおこなってもらえたのはよかったです。 |